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ロールをきちんと細断できて、混ざりも良いです

松田牧場様(熊本県)

ロールをきちんと細断できて、混ざりも良いです

■飼養頭数:乳牛70頭、育成牛60頭
■作業人数:2~3名
■給餌:ミキサー・TMR給餌 1回/日(夕方)
■圃場:稲5ha、牧草7ha、デントコーン11ha
LELY アストロノートA3(1台)2010年4月稼動開始

松田牧場様インタビュー
 

2010年にLELY搾乳ロボットAstronaut A3を導入され、ミキサーフィーダーやロールベーラー等もご利用頂いている松田牧場 松田 仁様(熊本県)に製品の感想をお伺いしました。

※写真 左:松田 仁様、右:九州支店 高尾



バーチカルミキサーフィーダー
 

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イタルミックスの牽引式13㎥ミキサーを1年半程、使っています。
ロールカッターで2つに割った、2個のロールを1度に入れていますが、ちゃんと細断できて、餌の混ざりも良いです。
私の牧場での稼動を見て、近隣でも導入する人が増えてきました。


ロールベーラー・ラップマシーン

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ロールベーラーは導入2年目ですが、以前は作業を委託していたので自分で使うのは初めてです。飼料稲もロールしていますが、ロールカッターで切断するので、ロールベーラーのカッティング機能は使っていません。

マケールのラップマシーンは、2つのフィルムで同時に巻けるタイプで、巻くスピードは早すぎる位、早いです。
 


LELY搾乳ロボットを選んだ理由

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以前は、50頭をパイプラインミルカーで搾乳していました。パーラーへの移行も検討しましたが、家族経営が良かったことと、パーラーで採算が合うか不安だったこともあり、ロボットに決めました。

LELYを選んだ理由は、フリーバーンやワンウエイゲートを利用したロボット牛舎は、牛舎建設にお金がかかりそうで、フリーカウトラフィック牛舎が良かったからです。


ロボット搾乳について

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搾乳回数は平均2.8回です。パイプラインの時は乳量が出ない牛は搾らなかったので、出荷乳量としては前の方が多かったです。
ただ、つなぎ牛舎の時は、たくさん乳を出させて牛に無理をさせていました。今は乳量を抑えているので、牛が健康になって獣医を呼ぶことも減りました。
乳脂肪率の維持は、飼料稲の割合を増やすようにして、餌で調整しています。

飼養管理ソフトは毎日チェックしていますが、目視を最も大切にしています。授精は発情兆候がはっきり分かる牛にだけ行っています。


将来の構想

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機械の導入としては、GEAフールのスラリータンカーを検討中です。
牧場の周辺が住宅街で、スラリーの臭いが気になるので、インジェクターを付けて散布することで、少しでも臭いを抑えられたらと期待しています。

現在、6年目の搾乳ロボットは、あと10年は持たないと思うので、入れ替えするときにどうするか。
牧場を大きくしたいとは考えていません。
自分の時間も大切ですし、ここは住宅街でもあるので、自分達で出来る範囲の規模で、酪農を続けていきたいですね。






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