特長
マケール社は、ISO9002の認可を受け、高い品質基準で機械を製造開発を行い、V660モデルは、欧米各国、日本での厳しい動作テストを繰り返して検証されました。世界各国のプロフェッショナルから、牛にとって嗜好性が高く、高品質なベールを形成できると高い評価を得ています。
ベール・チャンバーは、3本の合成強化エンドレスベルトで構成されています。ベルトは摩耗しにくく、高圧力に耐えられるため、圧縮能力が非常に優れています。ベールサイズは、0.6mから1.65mまで1cm刻みで形成できます。
圃場・集草列の状態が悪く草が詰まった場合は、PTOのスリップクラッチが作動。スリップクラッチ音が聞こえたら、キャビンから油圧でフロアーを開き、トラクターに乗ったまま詰まりを排出することができます。
機能
2mのワイドピックアップは、草の刈り高さに合わせて高さの調整ができ、短い草でも確実に拾い上げます。ガイドタイヤがピックアップタインと同じ軌跡で圃場に追従するため、凸凹面でも綺麗に集草します。ダブルタインで拾い上げた草を重厚なクロップローラーとウインドガードが塊をならしながら、カッティングナイフへ送り込みます。
草の流れを作るためスパイラル形状に設計されたローターフィンガーが、草を強化スチール製の頑丈なカッティングナイフに送り込みます。15本のナイフが一定の切断長を維持しながら、草を素早く細断します。
※V660モデル
4本のバーで構成されたネット装置で、ネットの伸縮性を最大限に引き出しながら巻きつけます。ネットの重量が影響せず、伸縮性が機体内で引き出されます。ネット装置は本機前方に設置され、ネットの先端をバーに通すだけの簡単な操作で取り付け・交換ができます。
事前に設定したベールサイズ、密度などの条件を満たすまでロックします。ネット巻き完了後、ロックを解除してベールを押し出します。
安全の為に、オペレーターがゲートを開けない限りゲートロックが解除される事が出来ません。
キャビンでディスプレイを見ながら、簡単に各種設定や調整を行うことができます。
■ベール直径(1cm刻み・0.6〜1.65m)
■ベール密度(20bar刻み 200barまで)
■ネット巻き数(1〜20回転)
■カッティングナイフの上下調整
■ドロップフロアの開閉
■ベール左右バランスの誘導など
仕様
フォトギャラリー
ムービー
導入事例
計根別農協様が経営するTMRセンターアクシスのコントラクター事業として構成員で立ち上げられた組織です。
■耕作面積:85Ha(グラス)
■形成個数:約1,000個/年
■種 類:ラップ・乾草
■耕作面積:30Ha(グラス・デントコーン)
■形成個数:約500~600個/年
■種 類:ラップ・麦稈
■耕作面積:38Ha(グラス)
■形成個数:約530個/年
■種 類:ラップ・乾草