2014年9月にフランスで開催された国際的なトラクター&農業機械の実演イベント「INNOV-AGRI 2014」の様子をご紹介します。 ※視察者:国際本部 農機環境グループ 橋場、営業本部 高屋敷
「INNOV-AGRI」は25年前から開催され、3日間で9万人以上のファーマーや農業関係者が期待を寄せて参加する、
ヨーロッパ最大のフィールドイベントです。
会場では、計74haもの広大なフィールドで、1,000以上のトラクターと農業機械の試乗や見学ができます。そこで、各社のマシンの性能や機器、技術の違いを比較したり、投資に値するかどうかを検討します。参加者は、試乗やカンファレンス、ワークショップを通じて、様々な機械の革新的な技術を学ぶことができます。
パリから1時間半ほど車で移動して会場へ。
会場は、4年に1度、北海道十勝で開催される「国際農業機械展in帯広」に、デモ用の畑が一体化した雰囲気で、畑作・畜産の様々な機械でデモを行うというスケールの大きなイベントです。牧草やデントコーン収穫から土起こしまで、一連のフィールド作業を見学できます。
こちらは日が長いため、朝8:30から夜は19時まで開催されています。
我々は多くの出展ブースから、「サーメドイツファールグループ」ランボルギーニとドイツファールのブースと、ポッティンガーのブースを中心に見学。2014年11月にEIMAショーで「ゴールデントラクターデザイン賞」を受賞したドイツファールの9 Seriesのプロトタイプも試乗できました。各社の実演を一度に見ることができ、大変勉強になりました。