コーンズ・エージー Quality   Innovation




SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

地域とともにSDGs達成に向けて
様々な取り組みをしています

  1. 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  2. 8 働きがいも経済成長も
  3. 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  4. 11 住み続けられるまちづくりを
  5. 12 つくる責任つかう責任
  6. 13 希少変動に具体的な対策を
  7. 15 陸の豊かさも守ろう
  8. 17 パートナーシップで目標を達成しよう

健康志向の浸透や食の多様化を背景に、生乳の消費は右肩上がりを続けていますが、その一方で、少子高齢化や都心への人口流出を背景に、ここ20年で日本の酪農家戸数は半減しています。そこで、その需給ギャップを解決する手段の一つとして注目されているのが酪農の規模拡大です。ひとつひとつの牧場で飼育する乳牛の頭数を増やし、生乳生産量を拡大させることを指していますが、単なる規模拡大は持続不可能な破壊型農業に結びつきかねません。乳牛頭数が増えれば、その分人手がかかり酪農生産者の負担が増え、ふん尿(廃棄物)の量も増えることは環境汚染に繋がります。私たちコーンズ・エージーが掲げる『Grass to GAS』は、「規模拡大」と「持続可能な酪農」の両立における重要なキーワードです。「土作り・収穫から餌作・給餌、搾乳、ふん尿の再資源化まで」の一連の生産体系を循環させ、持続可能な状態を創り出す私たちのソリューションをご覧ください。


フィールドマネジメント

フィールドマネジメント

乳牛が健康を維持し新鮮な牛乳を量産するためには、一年を通じて栄養価の高い粗飼料を与える必要があります。

今でこそ、請負事業で80,000個以上の高品質な粗飼料のロールを生産し、お客様からの評価も高い北欧Orkel(ノルウェー)のマルチコンパクターMP2000ですが、長い機械寿命や高い製造能力を持ってしても日本への導入当初は幾多の苦労がありました。

フィールドマネジメント


フィードマネジメント

フィードマネジメント

日々欠かすことのできない給餌も、酪農における重労働のひとつです。乳牛への給餌を自動化し酪農家の労働負荷を開放することで、多頭飼育が可能となります。また、頻回給餌によりルーメン内のPHを安定させることは、高泌乳だけでなく疾病予防においても重要です。24時間365日稼動する搾乳ロボットとの組み合わせによりその効果を最大限発揮する、欧州LELY(オランダ)のベクターとジュノがそれを可能にします。

フィードマネジメント


ミルキングマネジメント

ミルキングマネジメント

従前の搾乳に対する考え方を180度変えてしまった搾乳ロボット、欧州LELY(オランダ)のアストロノート。日本初号機の導入は1997年に遡ります。搾乳ロボットは、搾乳という重労働からの開放はもちろん、「牛」を中心とした商品コンセプトにより家畜福祉を実現することのできるフリーミルキングシステムです。持続可能な酪農と家畜福祉を両立するのためには、「人」にも「牛」にも最適な環境へ見直す必要に迫られています。

ミルキングマネジメント


カウマネジメント

カウマネジメント

国土の60%以上を砂漠が占める年間の降雨量が極端に少ない非常に過酷な環境で、1980年代から個体の生乳生産量で世界トップクラスの成績を誇っている国をご存知でしょうか。西アジアのイスラエルです。

データに基づく乳牛個体管理システムとして、私たちはafimilk(イスラエル)のソリューションを1989年から導入しています。「最小限のコストで最大限の利益を生む酪農経営」の実現には、データの活用が欠かせません。

カウマネジメント


マニュアマネジメントとバイオガスプラント

牛が出すふん尿を牛床から適宜取り除き、集めたふん尿を堆肥化させ、圃場に還元することで循環型酪農のプロセスが一巡します。

マニュアマネジメントバイオガス発電

北米GEA HOULE(カナダ)のふん尿処理製品は、除ふん作業の自動化により労働負荷を軽減し、多頭飼育における乳牛への環境衛生と清潔な牛体の維持に欠かせないシステムです。

また、欧州Schmack(ドイツ)との合弁会社を立ち上げたバイオガス事業は、集めたふん尿をメタン発酵させ、熱や電気としてのエネルギーへの転換や、液肥(有機肥料)や敷料として再資源化が可能なバイオガスプラントの建設とオペレーション・メンテナンス業務を展開しています。「環境保全」や「限られた地球資源の有効活用」という問題を解決する手段の一つとして昨今注目を浴びていますが、私たちはその先駆けとして1990年代後半から取り組んできました。




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