河原牧場様(北海道紋別郡)
One 2 Feed(ワンツーフィード)デンマーク
■給餌頭数:170頭
■給餌回数:5回/日
1997年に日本1号機のムーラップ社自動給餌機を導入頂き、15年間ご利用頂いた河原牧場様。
2012年4月、ワンツーフィード社自動給餌機・ストッカー新発売に伴い、入れ替えを頂きました。前回に続き、日本1号機となる自動給餌システムについてインタビューを行いました。
全てステンレスで出来ていて、頑丈で故障は少ないですね。導入して8ヶ月経ちますが、トラブルは1度もないです。とにかく頑丈なことが、私は1番いいところだと思います。
餌の混ざりが良くて、ムラもないですし、スピードを調整しながら走るので、均一に餌が落ちます。両側から排出できるのも、いいと思います。
レール式だから、バッテリーが切れて途中で止まる心配がないし、充電時間も必要ない。以前は牛舎の途中でバッテリー切れで止まると押すのが大変で、常に気にかかっていましたが、今は安心できます。
停電の時は困りますが、バッテリー式も停電すると動かないですからね。
電気代は、以前と変わらないですね。
使い勝手はいいですね。中の餌を運ぶのに、チェーンを使わないから底に餌が残らないし、縁にも残らず、綺麗に全てなくなります。
容量が大きめですが、餌を1日に1回投入するだけでいいので、大きいタイプにして正解でした。
パソコンの専用ソフトの操作は、難しいものじゃないので、すぐ慣れました。ストッカーもミキサーも両方操作できて、わかりやすいし、使いやすいです。群分け給餌の設定も、簡単に出来ます。管理室で設定が出来るのが、便利ですね。
自動給餌システムは工事が必要ですし、初期投資コストがかかるので、「高い」というイメージがあります。
ただ、ミキサー給餌では、給餌用のトラクターにミキサー、それに人が必要になります。人を雇うと結構な額の人件費がかかりますし、頭数が多いと餌作りから給餌まで非常に時間もかかります。また、給餌回数は朝晩の2回程になります。
自動給餌の場合は、給餌に人が必要なく、頻回給餌ができます。また、寒い冬に外へ出て、雪の中で餌作りをしなくていいので体も楽です。確かに初期投資は大きいですが、長い目で見たら、違うのではないかと感じます。