特長
ネック式の発情検知・健康管理システムとして長年人気を博してきた「ヒータイム」シリーズの後継モデルとしてセンスハブはリリースされました。シンプルな使い勝手はそのままに、発情検知・健康モニタリングはさらに高性能に。クラウド(インターネット)ベースのシステムになったことにより、牛舎に行かなくても手元のスマートフォンからデータが確認できます。
Allflex社は個体識別番号の印字された耳標で有名なメーカーでもあり、世界中で牛の個体識別技術だけでなくモニタリング事業に参入しました。また、ネックタグの製造元であるSCR社は創業の1976年以来パルセーターやミルクメーター、発情検知システムの開発により酪農業界をリードしており世界のさまざまなメーカーのOEMとしても広く活用されています。
ネックタグは今や全世界で700万頭もの牛をモニタリングしています。
センスハブでは以下の3つのデータを収集し、発情検知および健康モニタリングに役立てています。
■ 活動量
■ 反芻時間
■ 採食時間
また、牛群の一貫性や牛群内のパンティング(荒い呼吸)をしている牛の割合もモニタリングし、牛群の快適性の改善に貢献します。
機能
ネックタグで活動量を測定し、活動量の上昇から発情を検知するため、身体的な兆候の出ないような微弱な発情も検知します。
また、発情開始に合わせて授精適期(人工授精に適した時間)をカウントダウン形式で表示。最適なタイミングでの授精で、受胎率の向上を図ります。
授精適期は通常の精液と判別精液の2パターン表示可能。
活動量や反芻時間・採食時間の低下から牛の健康状態が確認できます。
低活動で推測できる内容
採食できていない・飼料が合っていない
■一個体が低下:疾病の可能性(蹄・乳房炎・発熱等)
■牛群全体で低下:飼料品質に問題がある可能性
分娩日や授精日、妊娠鑑定結果等を入力すると、牛の個体ページでライフイベントを表示できます。グラフ上にもイベントを表示できるので、データとイベントを照らし合わせて個体の状況判断に役立ちます。
発情牛や健康注意牛の通知はモバイルアプリ、Eメール、SMSより受信可能。通知する時間帯の指定もできるため休息時間の妨げにもなりません。
仕様
よくある質問