株式会社 真野牧場(北海道・中標津町)
afimilk(アフィミルク)イスラエル
■飼養頭数:搾乳牛 約450頭・育成牛 約450頭
■搾乳形態:ロータリーパーラー
■afimilk搾乳システム導入:2019年11月
※取材:2020年6月時点
株式会社 真野牧場 取締役代表社長 真野一美様
2019年11月にafimilk飼養管理システム(発情発見センサー・仕分け用セパレートゲート制御)を導入頂いた真野牧場様に感想をお伺いしました。
まずは、価格が手頃だったこと。それと、施設関連のサービスはコーンズが行っているので、同じメーカーの方がアフターサービスの面でいいと思いました。
使いやすいと思います。あまりPCが得意じゃない人でも、操作する画面が決まっているので、データ登録もラクにできます。
従業員もすぐ慣れました。
私は、PCは使わず、ほぼスマホアプリしか使っていないですが、とても便利です。
発情中の牛を表示するグラフも、非常に見やすいですね。
搾乳後の牛をホスピタルエリアに仕分けする設定もスマホで行っています。
発情中の牛は、何も操作せずに、自動でパーラーの搾乳後にセパレートゲートで仕分けされる設定にしています。
後は、牛を見て、治療が必要だと感じたら、都度スマホから仕分け設定をしています。
足に付けるタグは初めてですが、あんなもんかな?外すのはストラップを切るだけなので簡単ですね。
元気のいい初産牛以外は、ラクに取り付けできています。
以前は首に付けるタグを利用していましたが、脱着が大変で、ベルトがよく破損していました。
400個のタグを利用して半年経ちますが、現在のところ故障はありません。
発情発見の精度は高いと思います。発情兆候が弱い牛も、ちゃんと発情を拾いますし、牛群変更や削蹄、捕まえて検査をした牛は発情と誤検知しない機能も便利です。
分娩検知は、分娩房のスペースの問題で、生まれる直前に分娩房に移動させているので、若干の誤差があります。分娩房にもっと余裕があって、メーカーが推進する分娩10日前の移動にできれば、分娩もほぼ正確に検知できるように感じます。
目視も大事ですが、やはりシステムを主体にした方が見逃さないと思います。
毎日、管理できますし、作業時間も短くなる。頭数が多い牧場は、特にアフィミルクのシステムはいいと思います。
現在の状態を維持していくこと。人材の確保が難しく、規模拡大も難しい状況なので、情勢を見ながら、今の状態を維持していきたいと考えています。