特長
堅牢な構造と質の高いロール形成で、TMRセンターを中心に導入されているマルチコンパクターMP2000をベースにした産業用梱包機の大容量ダンプボックスモデルです。
25㎥の大容量ダンプボックス(特許申請中)やタッチパネル式カラーコントローラーなど、便利な機能を搭載し、素早く正確な作業でプロフェッショナルのニーズにお応えします。
高密度でボリュームを1/2~1/3まで圧縮し、型崩れしないため、安全に積み重ねて保管ができます。
通常のロールよりも多くの量を効率的に搬送できるため、輸送コストを低減します。
バンカーサイロが不要になることで、収穫時のサイロ詰めの作業や人件費、貯蔵施設に関するコストも減らすことができます。
通常のロールベーラーでは圧縮しにくい切断された飼料や粉状の穀物の梱包も可能で、高密度でロール形成し、型崩れのない均一で綺麗なロールに仕上げます。
梱包材料
■デントコーン・牧草・サイレージ・TMR・飼料イネ
■粉状穀物(飼料米・小麦・大麦・ライ麦)、木屑・オガ粉
■エコフィード(醤油カス・茶葉など)
■生パルプ・マニュア(牛糞)・産業廃棄物(プラスチック)など
機能
輸送時はダンプボックスをコンパクトに収納できるため、安全に移動できます。
作業場所への移動後は、わずか数分でセッティングを完了し、すぐに梱包作業が開始できます。
トレーラーから高速で材料を投入できる画期的な構造(特許出願中)のダンプボックスを搭載しています。
■投入口幅はワイドな3.5m
■底部の羽根型機構で、材料のこぼれ落ちを防ぎます。
ベルトの張力だけではなく、円形に配置したローラー全体の高い圧力で圧縮します。1/3~1/2のボリュームまで圧縮可能です。海外では産業廃棄物(プラスチックや繊維・オガクズ等)を圧縮して梱包し固形燃料工場に導入される程、非常に堅牢な構造です。
部品はベアリングではなく、振動に強く、耐久性の高いブロンズ製ブッシングを採用しています。
取扱説明書に準じた保守管理が行われていることを前提に、ロール5万個梱包の耐久性を保証しています
ロール形成とラッピングを同時に行い、1つのロール形成が完了すると、すぐに次のロール形成・ラッピングを始めます。無駄のない工程で、1時間当り50~60個※梱包の高い生産性を発揮します。※条件により異なります。
形成されたロールにネットを巻き、ダブルマストで両方向から素早くラッピングします。
ラッピングは、ネット・ビニール両方に対応しています。
タッチパネル式のカラーコントローラー(日本語表示)で、様々な設定が簡単に行えます。
設定項目
■材料投入量 ■ベール密度 ■ネット・ラップ回数
■梱包圧力可変 ■各部搬送速度の調整
■作業個数管理など
トラクターのPTOで駆動し、全てのユニットを油圧で制御します。
定置で利用の場合は、電動定置式パワーパック(オプション)を利用して、電動モーター駆動も可能です。
仕様
フォトギャラリー
ムービー
よくある質問
導入事例
■構成員:13戸
■飼養頭数:1,450頭
(搾乳牛750頭、育成牛700頭)
■耕作面積:800ha・バンカーサイロ25基
(デントコーン154ha、牧草646ha)
※2015年6月取材時のデータ
計根別農協様が経営するTMRセンターアクシスのコントラクター事業として構成員で立ち上げられた組織です。
■名称 :有限会社下川フィードサービス
■所在地 :北海道上川郡下川町一の橋158番地
■設立 :2004年10月
■機械導入:2005年7月(05年8月TMR供給開始)
■代表 :代表取締役社長 松岡孝幸様
■構成員 :18戸(2012年6月時点)
■名称 :株式会社TMR永谷
■所在地 :北海道川上郡弟子屈町383番地
■設立 :2012年4月
■機械導入:2012年3月
■代表 :代表取締役社長 永谷俊様