特長
ロール形成・ネット巻き・ラッピング・ロール排出を自動で行います。全ての工程を本機1台でスムーズに行うため、形成途中で崩れることがなく、質の高いロールを作ります。ロール形成とラッピングを同時に行い、1つのロール形成が完了すると、すぐに次のロール形成・ラッピングを始めます。無駄のない工程で、高い生産性を発揮します。
短く切断された飼料を高圧縮で梱包する多目的梱包機です。さまざまな種類の飼料を確実に梱包し、貯蔵、運搬、格納を行うことで、コーンサイレージ生産にかかるコストを低減します。バンカーサイロが不要になり、収穫時のサイロ詰めにかかる人件費も大きく減らすことができます。
通常ロールに適さないとされる細かく切断された飼料や粒状の作物も、高密度でロール形成し、型崩れのない均一で綺麗なロールに仕上げます。
1時間あたり約40〜50個(メイズベールの場合)の速度で、800〜1,200kgのベールを形成します。大型ベールの形成により、効率的な運搬が行え、流通の利便性が高まります。
メイズやグラス、サイレージ、配合飼料だけではなく、木くず・ビールかす・コンポストなど廃棄物を処理する際の梱包にも利用が可能です。
お客様の飼料やバンカーサイロのサイレージを梱包する請負作業も随時受付けしています。オーケルで梱包したロールの質は、高い評価を頂き、累計で103,000個以上の請負を実施しています(2015年10月迄の実績)。
梱包請負
詳細はこちらから
お問合せ・見積り依頼・お申込みはこちらから
プラスチックを含む産廃物から醤油・ビール滓・食糧残さなどのエコフィードまで、多種多様な資材を梱包することができる、特殊な梱包機です。酪農業界以外の導入実績もあります。お気軽にお問合せフォームよりご相談ください。
機能
飼料を投入する大容量の貯留ストッカーを利用して、飼料を貯留ストッカーの側面から投入したり、貯留ストッカーを取り外し、直接エレベーターに投入したりすることが可能です。一定量の飼料をチャンバーに送るよう、エレベーターのセンサーで制御しています。
一般的なロールベーラーはベルトの張力を利用して飼料に圧力をかけてロールを形成しますが、オーケルのコンパクターはローラー全体で圧力をかけて飼料を圧縮します。
そのため、ロールベーラーのチェーンバーや可変ベルトではなし得ない高密度な圧縮が可能です。
ロール形成時にこぼれ落ちやすい細かな飼料を再びエレベーターに戻すよう設計されています。ラッピングの始めに起こるロール側面からの飼料落下も防ぎ、飼料のロスを最小限に抑えます。
形成されたロールにネットを巻き、ダブルマストで両方向から素早くラッピングします。一方向からしかラッピングできないシングルマストに比べ、約2倍のスピードでラッピングするため、作業時間を大幅に短縮します。ラップには、汎用品のフィルムを利用することができます。
移動時は4本の油圧スタンドで本機を固定しているため、圃場のような平坦ではない場所でも水平に設置できます。収穫している圃場のそばや農場の飼料室など、場所を問わずに作業が行えます。
設置して、わずか数分で作業が開始できます。作業スペースが狭く、移動回数が多い場合も、準備に時間をかけずにロール形成作業を行います。高圧ブレーキやスプリングサスペンションを装備しているため、高速で移動ができます。貯留ストッカーはコンパクトに折りたたむことができ、一般作業機と同じ感覚で移動が可能です。
お客様先での梱包請負も好評実施中!詳細はこちらから
仕様
フォトギャラリー
ムービー
よくある質問
導入事例
■構成員:13戸
■飼養頭数:1,450頭
(搾乳牛750頭、育成牛700頭)
■耕作面積:800ha・バンカーサイロ25基
(デントコーン154ha、牧草646ha)
※2015年6月取材時のデータ
計根別農協様が経営するTMRセンターアクシスのコントラクター事業として構成員で立ち上げられた組織です。
■名称 :有限会社下川フィードサービス
■所在地 :北海道上川郡下川町一の橋158番地
■設立 :2004年10月
■機械導入:2005年7月(05年8月TMR供給開始)
■代表 :代表取締役社長 松岡孝幸様
■構成員 :18戸(2012年6月時点)
■名称 :株式会社TMR永谷
■所在地 :北海道川上郡弟子屈町383番地
■設立 :2012年4月
■機械導入:2012年3月
■代表 :代表取締役社長 永谷俊様