K牧場 様(北海道)
MILKLINE(ミルクライン)イタリア
■飼育頭数 230頭(搾乳:110頭・育成:125頭)
■搾乳者人数 3名
■搾乳回数 1日2回
印刷用PDFはこちら KFarm_zirei_ML.pdf
アブレストからミルキングパーラーに更新されたK牧場様。現在、搾乳作業は主に奥様を中心に3名で1日2回行い、オーナーは牛舎作業をご担当されています。
弊社がご提案したミルクライン社パーラーについて、オーナーと奥様に導入後の感想をお伺いしました。
更新する気はなかったんですが、雪で搾乳牛舎が潰れてしまって。本当は、お金がかかるから、それまでと同じアブレストで...と思ってたんですが、提案をもらってパーラーにすることに。急いでいたので、2ヶ月位で決めました。パーラーは初めてだから、どれがいいのか、全然わからなかったので担当者を信頼しました。一緒に視察にも行きましたね。
金額が大きかったです。ミルクメーター・クラウドゲートが付いていて、想定よりも安かったから。それと、コーンズとはずっとお付き合いしているので、色々聞きやすいなと思って。
導入する前は、何もかも不安でした。導入して最初の3日間は大変で、「何でやったんだろう」と(笑い)。3日目から大丈夫になりました。初めての牛はちょっと引っ張って、入っちゃったら搾るだけで、後はもう全然楽ですね。やってみた方が断然早かったです。
慣れた人がいればのんびりやっても1時間〜1時間半くらいです。男の人がいなくても牛が入ってしまえば、どんな牛も安心して搾れるし、前に比べて倍くらい早くなりました。
自分が牛舎作業、妻が搾乳作業をやっていますが、終わるのは同じくらいで、もさもさしていたら自分の方が遅くなりますね。
労働力は、今は人を減らしてるから何ともいえないですが...搾乳は2人でも十分できますし、2人と3人では15分位しか変わらないです。初めての人でも、みんなすぐ慣れますね。
体細胞数は、前は15万を切るのは大変でしたが今は10万を切っています。アブレストの時は3人で作業していましたが、1人が2台くらい持って作業するから、必ずしもきちんと前搾りできているかわからなかったのですが、今は全体が見れる、管理ができる、乳房炎対策ができるようになりました。乳房炎の牛もたまにいますが、ほとんどすぐ治りますね。
乳量は、搾る方の管理なので何ともいえませんが...、今のところ、あんまり変化はないです。餌を変更して、徐々に牛が良くなるよう調整中です。
乳房炎は前より少なくなりました。慢性も何頭かいますけど、良くなってきています。乳房炎の減少は、機械の影響だと思いますね。以前使っていたクオーターミルカーは搾りきりが良くないし、牛には負担が大きいので。細菌数も少ないし良くなったと思います。
困っていることは特にないです。ミルカーが軽くて楽で使いやすいし、作業スピードも早くなりました。牛に優しい機械というのはわかりますね。綺麗に搾れるし、ミルカーが落ちたりもしないで、しっかりしていていいですね。それと、脚と乳量も、よく見れるようになりました。
前からみたら、ずっとずっと使いやすいし、大したいいですね、搾りやすくて。今のところ、悪いと思ったところは、ほとんどないかな?順調ですね。トータルで満足はしています。
牛舎を順次新築したいですね。息子が自分でやるって言ったときに、やってもらいたいなと思っています。
印刷用PDFはこちら KFarm_zirei_ML.pdf