牛の足首に装着して活動量・横臥状況の測定と、パーラー内での牛の識別を行います。
タグとリーダー(通信装置)は無線通信で、5分~60分の間で通信回数を設定できます。
大規模な牛群向けに開発されたソフトウエアのため、登録や操作は非常にシンプルで、簡単です。
必要な情報はトップページでひと目で把握できます。
牛群や個体ごとに、グラフやレポートで細かく確認できます。
収集したデータを自由に組み合わせて、牧場のニーズにあったレポートをすぐに作成することができます。
牛の発情を検知して、発情の強さの度合いや、発情の開始・終了時間まで、正確に通知します。
目視では発見できない、微弱な発情兆候の牛や夜間の発情も、見逃しません。
発情牛は、パソコンでの確認のほか、スマホのアプリに1日3回(任意の時間)に通知します。
発情牛のほか、妊娠しているのに発情兆候を示す牛を流産の疑いのある牛として通知します。
そのほか、種牛や受精師別の繁殖成績の一覧や、妊娠鑑定が必要な牛のリストアップなどが自動で行えます。
タグで測定した牛の活動量と搾乳時に得られたデータで、異常のある牛の頭数をトップに表示します。1クリックで該当する牛のページに移動し、すぐに確認することができます。
■健康に関する表示
乳房炎・消化不良の疑いの牛
体調不良(乳量・乳質と活動量で分析)疑いの牛
ケトーシス、アシドーシスの疑いの牛 ※AfiLab計測
牛群・個体牛の搾乳ごとの乳量や搾乳時間などを細かく確認できます。基本的な搾乳情報を個体・牛群別に確認でき、泌乳曲線や将来の予測乳量の推測なども行えます。
パーラーでの牛ごとの搾乳時間データから、搾乳効率を把握できるので、時間がかかる渋い牛の牛群を変更することで、全体の搾乳時間の短縮や効率化にも活用できます。
牛の分娩開始2~4時間前と、長引く分娩を検知すると、スマホのアプリへ随時お知らせします。
タイムリーな分娩の介入で、母牛と子牛の安全を守ります。
■対象:フリーストール・フリーバーン牛舎
■分娩開始の検知は、2産目以降の牛(育成牛は除く)
※分娩の検知には、一定条件が必要です。
スマートフォンのアプリへ、発情牛・分娩を開始した牛・長引く分娩の牛を通知します。
また、PCソフトウエアに登録した内容は、アプリで閲覧ができるため、牛舎にいてもすぐに牛のデータが確認できます。
牛群の休息時間の変化から、快適性を数値化し、快適性が下がっている場合は、過密や牛床数の不足、頻繁な牛群変更の影響など、推測理由とともに異常をお知らせします。
※一定数以上の頭数が必要です。