特長
トラクターの動きに合わせてタイヤがスムーズに追従する油圧式パワーステアリングを搭載。急旋回に強く、圃場を傷めない優しい走行を実現します。
※写真はステンレスタンク仕様(オプション)です。
タンク重心部の中心近くに装備された油圧サスペンションが、ドローバーへの過重変動を軽減し、トラクターの牽引能力を高めます。
サビや腐食に強く、従来機よりもさらに省メンテナンス・高耐久性を実現したステンレス製タンクもオプションにてご選択いただけます。スプレッダー全機種に対応可能です。
※タンク本体のみステンレス製となります。
機能
公道移動の際は、パワーステアリングシステムのスイッチを切り、安定した走行を確保することができます。パワーステアリングシステムを解除すると、強力なコンプレッションスプリングの働きでタイヤはタンクに対してまっすぐな状態に保たれます。
このシステムはフール社独自であり、圃場を傷めない優しい走行を可能にしました。また、スプレッダーのハブ・アクスル・シャシーへの負荷も軽減します。
頑丈なトランズアクスルとサスペンションシリンダーを合わせることにより、最高のバランス性能を発揮します。凸凹面走行時に起きがちなリバウンド現象を最小限に抑えることができます。
トラクターのドローバー形状に合わせて、シングルヒッチもしくはクレビスヒッチを選択できます。パワーステアリングシステムはスプリング機構で保護しています。
一般的なオープンタンデムに比べ、センターチューブを配したフール社独自のクローズドタンデムはねじれにくく、耐久性に優れています。
V型クロスフレームでスプレッダー全高がより低くなり、安定性が向上しました。ホイールとタンクが接近することで、タンデムへの負荷を軽減します。
トラクターのドローバーにかかる荷重が調整できるように、タンデムはタンクにボルトで固定されます。
ギャラクシータイヤをオプションにて選択可能です。675時間の使用で、タイヤトレッドの摩耗はわずか4mm(フール社調査)という高耐久性を実証しています。タイヤトレッドの溝の深さは60mmです。
仕様
フォトギャラリー
ムービー
導入事例
■飼養頭数:約230頭(成牛200頭・育成牛30頭)
■作業人数:2~3名
※掲載データは2015年7月取材時点
■飼養頭数:260頭(成牛200頭・育成牛60頭)
■作業人数:7名+パート2名
■パーラー稼働年度:2015年4月
■給餌回数:1回/日 餌寄せ:2時間間隔(JUNO)
※2015年6月取材時のデータ