牛のコンディション維持や乳質・乳量を左右する給餌は重要な作業ですが、その労働負担は重く1日の給餌回数を増やすことは容易ではありません。
給餌の省力化を図り、飼料の効率的かつ質の高い給餌を実現します。
給餌ロボット「レリー ベクター」は、給餌走行だけでなく、一定時間ごとに給餌通路を餌寄せ走行しながら、残飼量をチェックします。
飼料が少ない場合は、飼料倉庫へ移動し牛群ごとに合わせた飼料の量をミキシングし給与することで多回給与による採食量の増加と残飼量の削減が期待できます。
頑強に設計されたホッパー内にはナイフも装備され、飼料タイプに合わせてナイフの数量等の選択が可能です。
また、プログラムにより出入りのタイミングを変更できるステンレススチール製の自動カウンターナイフが、素早い切断を可能にします。
不定形な飼料やロールベールにも対応し、飼料をミキサーへ積み込みます。
グラバー自体が重量を計測するため、飼料搭載時誤差がある場合は検知し、自己修正を行うため正確な積み込みが可能です。また、飼料の残量をレーザーで検知します。