特長
労働力を必要とせずに、昼夜を問わず、定期的に頻回の餌寄せを行います。留守にしていても、見事に餌寄せしてくれるので安心です。
人による1日3回の餌寄せから、JUNOを導入して1日6~8回の餌寄せに切り替えたことで、牛群全体の乾物摂取量が6.0%増加し、乳量が3.0%増加、特に初産牛・高泌乳牛の乳量が増加しました。(レリー社JUNO導入農家5軒における導入1カ月前後の調査結果)
こまめな採食は、ルーメンpHを安定させ、アシドーシスの予防と十分なエネルギー補てんが期待できます。昼よりも夜の採食が多くなる夏季も、安定的な餌寄せで採食量の低下を防止できます。
機能
JUNOは単独で稼働し、付帯施設や牛舎改造を必要としません。設置・設定は非常に簡単で、1日で完了します。その日からすぐに利用ができ、餌寄せの効果を期待できます。
超音波センサーで壁やフィードフェンスとの距離を読み取りながら走行します。直進のみならず、回転・後進・待機も可能で、指定した距離を計測しながら走行します。
設定時間になると走行を開始し、設定された寄せ幅に従い、牛が採食可能な位置まで餌を寄せていきます。牛群ごとに給餌内容・量に応じた餌寄せ幅の変更が可能です。直径110cmとコンパクトながら、620kgの重量により安定して餌寄せを行います。時間帯が不規則になりがちな給餌作業や採食状況による飼料量の変動にも、柔軟に対応します。
餌寄せ終了後は自動で充電器まで戻り充電待機。バッテリーでの駆動は、消費電力をあまり必要としません。
仕様
フォトギャラリー
ムービー
よくある質問
導入事例
■飼養頭数:260頭(成牛200頭・育成牛60頭)
■作業人数:7名+パート2名
■パーラー稼働年度:2015年4月
■給餌回数:1回/日 餌寄せ:2時間間隔(JUNO)
※2015年6月取材時のデータ
■飼養頭数:220頭(搾乳牛130頭・育成牛90頭)
■作業人数:4名(家族)
■搾乳ロボット稼働年度:2014年8月
※2015年1月取材時の情報
■搾乳ロボット4台稼働年度:2014年11月
■飼養頭数:約850頭(搾乳・乾乳牛500頭・育成牛350頭)
※ロボット搾乳牛220頭
■作業人数:家族3名、従業員・実習生
※2016年9月時点
アストロノートA3Next 2台導入
稼働年度:2011年9月・10月
■労働人数:4名、雇用2名
■飼料畑面積:牧草75ha、コーン40ha
■飼養頭数:180頭(搾乳:110頭・育成:55頭)
■搾乳人数:2~3名
■搾乳回数:2回/日
■餌寄せ回数:24回/日(ロボット利用)