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アストロノートA5
LELY(レリー)オランダ

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アストロノートA5


ロボット搾乳システム~主役は “牛”

アストロノートの搾乳は牛の自発的な訪問を前提とし、牛に優しい、牛を主体として設計されています。
アストロノートでは、直進のままでのロボットの入退出をおこなうことで障害物に阻まれることのない導線が、ロボットの稼働効率を上げて、また無駄なロボット内での滞留をなくして生産性を更に向上します。


ハイブリッドアーム

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ロボットアームは、設計コンセプトの大幅な見直しを行い、動作やエネルギー消費面で大幅な改良を遂げました。エアと電動制御のコンビネーションにより、精密な動作と省エネルギーを達成しています。



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  カウフレンドリー


 


電動制御によりアーム制動音が減少。正確なアームの動きと静寂性により、搾乳中の牛にとってロボット内を快適な空間として過ごすことができます。

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 セーフティーファースト


 

牛がアームに乗り上げた場合も、牛にもアームにも損傷なく、ダンパー機能によって衝撃を緩和します。

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エネルギーセーブ

 

エア消費が従来モデルに比べ約85%の削減※に成功し、結果としてロボット1台あたりの全体エネルギー消費量を20%削減することが可能になりました。

 ※アストロノートA5導入テスト農家での調査結果


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Iフローコンセプト

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牛がロボットへの入退出を直線的に行うこと、それがIフローコンセプトです。スムーズに行われる入退出が牛たちのストレスを軽減し、搾乳終了後、出口ゲートと共に本体に格納される飼槽の構造と相まってロボット内での停滞をなくします。これが24時間という限られた時間をより有効的に活用することを可能として生産性の向上へ直結します。


直観的で使いやすいパネル

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操作性の向上は搾乳ロボットでの作業効率を上げ、ロボットの能力を最大限引き出します。

アストロノートA5は操作用タッチパネルのインターフェイスを全面的に見直して、目的とする項目を一目で把握、必要な機能に速やかにたどりつけるようにデザインしました。

活動量、反芻時間を計測

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個体識別用タグ クエスHR-LDn内蔵の機能により、牛の活動量を計測し、精度の高い発情検知が可能になります。加えて、高精度なサウンドセンサーが、採食と反芻の咀嚼音質を判別し、反芻音のみを正確にカウントします。
反芻時間データは、採食量や粗飼料品質を把握でき、個体の健康状態の把握にも大きく貢献します。さらに活動量データと組み合わせることで、発情判断の基準として役立ちます。


データ通信システム

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活動量、反芻時間データは、2時間区切りでタグ内に保存され、ロボットシステムに接続するLDコントローラーによって、最大200m×500mの範囲内で、デジタル電波で20分ごとに取得することができます。

個体情報を定期的に把握できることから、発情兆候を見逃すことなく、発情のピークを見極め授精適期を容易に判断することができます。 

また、タグの装着により、ロボット搾乳牛だけでなく、育成牛や乾乳牛でも活動量、反芻データの収集が可能です。


搾乳時に体重を測定

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ロボット内フロアに設置したロードセル(重量計)により体重を計測します。搾乳ごとに測定される体重推移をみることで、今まで目視で判断されていた牛のボディコンディションに加え、厳密な数値として表示し、分娩前後に発生しやすい周産期疾病の早期発見に大きく貢献するとともに、エネルギー補填の指標ともなります。


分房別伝導率・カラー計測

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ロボットアーム内に備えられたセンサーが搾乳直後のミルクを分房別に検知し、乳色、伝導率、乳温といった乳質データを計測し、異常乳を判断します。

乳質データは個体別、分房別に表示され、注意すべき牛を抽出し、乳質異常の分房を特定することが可能になります。


ブラシによる乳頭洗浄

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乳頭装着前に殺菌水を含んだ洗浄ブラシにより物理的に乳頭の汚れを除去します。同時に乳頭に刺激を与え、オキシトシンの分泌を促すことで、スムーズに泌乳開始されます。


正確な乳頭検知と素早い装着

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三層のレーザースキャニングで乳頭を検知し、ティートカップを素早く装着します。様々な乳房の形状や乳頭位置に対応した装着性能を備えています。

3Dカメラによる牛の立ち位置の認識

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ボックス上部に装備された3Dカメラが牛の入退出・牛のサイズ・立ち位置等の認識を行います。高い認識機能はわずかな牛の動きも認識し、牛の動きに合わせた素早いロボットアームの追従を実現しています。

 


搾乳ロボット・牛舎施設品の3D牛舎プラン


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