特長
高性能ドイツエンジンとTTV無段変速トランスミッションを搭載した、生産性と快適性で最先端をいくトラクターです。ドイツファールの研究開発部門が長年培った技術と近未来的な際立つデザインが完璧に融合し、圧倒的な存在感を放っています。
7シリーズTTVは、トラクターオブザイヤー2013を始め、世界的な数々の技術賞を獲得しています。
■TRACTOR OF THE YEAR 2013
■INTERNATIONAL INNOVATION AWARD AGROmashEXPO-2013
■reddot design award winner 2013
■GOOD DESIGN AWARD 2013
マキシビジョンキャブはコンピュータシミュレーションで最適なエアーフローを計算し、ハンドルやシートには上質な素材を採用したファーストクラスの快適性を有しています。シートに身を預けた瞬間から体に馴染んでトラクターとの一体感を感じることができ、長時間作業のストレスや疲労を緩和します。
操作コンソールは、人間工学に基づいて実用的な位置にレイアウトされ、高い利便性を誇ります。
創業以来、ドイツファールは成長を続け、リーディングカンパニーとして農業機械の技術革新を牽引しています。その卓越性はトラクター分野に留まらず、収穫機械の分野でも長い歴史と専門性を有しています。
ドイツファールは世界中のファーマーから高い評価と支持を集め、今もなお、技術革新のスピードを緩めません。例えば、排ガス規制に準拠したSCR(選択式触媒還元システム)やDOC(ディーゼル酸化触媒システム)、パッシブDPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)、高効率のTTV(無段変速)トランスミッション、低燃費の油圧システム、精密管理のためのコントロールモニターなどの最新技術を次々に導入しています。
これらは新たなレベルでの「パワーと効率性」をコンセプトとし、さらに、環境への負荷軽減も設計基準として設けました。
そして、開発されたトラクターは、数々の国際的な技術賞を獲得し、高出力トラクターの可能性を大きく広げています。
機能
非常に高いレベルの操作性と快適性を誇るキャビンです。
広い視界のキャビンに、体重自動補正のエアーサスペンションシート、機械式のキャブサスペンション、ソフトグリップハンドルと随所に高品質の素材を採用し、快適な作業環境を提供します。
人間工学に基づいて設計された操作レイアウトは、使用頻度に応じてグループ化して配列し、機能別に色分けされています。
■iモニターII(タッチパネル式12インチカラー液晶)
■各種操作コントローラー
■マルチファンクション ジョイスティック
クルーズコントロール・前進/後進・3点リンク操作・外部油圧操作等
■ISO-BUSソケット
■(オプション)外部接続カメラ・GPSガイドAgrosky連動
環境への配慮と燃費効率を高めるために最新技術で開発されたドイツエンジンが、最大限の生産性と効率性を達成します。最新型ドイツエンジンは、レスポンスに優れ、エンジン回転数が低い程、トルクを発揮します。
排気ガス処理システムは、SCR(選択式触媒還元)とパッシブDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)を採用。DPFは通常のフィルタと比較して、追加燃料の噴射を必要とせず、周囲に熱が発生しない、フィルタが素早く再生するといった特長があります。国際的な排気ガス基準に適合しながら燃費効率を高め、燃料とアドブルー消費量を旧型エンジンよりも5%削減しました。
エンジンはElectronic Viscoファンと、コンパクトで高性能な冷却システムで保護されています。特許を取得した冷却システムは、フルオープンが可能で、メンテナンスが簡単に行えます。
トランスミッション専門メーカーのZF社S-MATIC及びE-COMを採用しています。4段レンジとHSTによる遊星減速装置の組合せで100%機械式駆動の車速領域が多く、最小限の油圧出力で無段変速の制御が行われます。
7シリーズのメインクラッチは油圧式ドグクラッチで、高い伝達効率が得られます。
■PTOモード:トラクターの操作にかかわらず設定したエンジン回転数を自動的に保ちます。
■オートマチックモード:道路走行時にトランスミッション・エンジンを自動制御して、操作無しに希望の速度を保ちます。
■マニュアルモード:機械式トランスミッション同様、手動でエンジンとトランスミッションをコントロール出来ます。
■ガラスサンルーフ(手動開閉式)
■ライト集中操作パネル
■インフォセンターPRO ※左写真
ソフトウェア
仕様
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