非常に高いレベルの操作性と快適性を誇るキャビンです。
広い視界のキャビンに、体重自動補正のエアーサスペンションシート、機械式のキャブサスペンション、ソフトグリップハンドルと随所に高品質の素材を採用し、快適な作業環境を提供します。
人間工学に基づいて設計された操作レイアウトは、使用頻度に応じてグループ化して配列し、機能別に色分けされています。
■iモニターII(タッチパネル式12インチカラー液晶)
■各種操作コントローラー
■マルチファンクション ジョイスティック
クルーズコントロール・前進/後進・3点リンク操作・外部油圧操作等
■ISO-BUSソケット
■(オプション)外部接続カメラ・GPSガイドAgrosky連動
環境への配慮と燃費効率を高めるために最新技術で開発されたドイツエンジンが、最大限の生産性と効率性を達成します。最新型ドイツエンジンは、レスポンスに優れ、エンジン回転数が低い程、トルクを発揮します。
排気ガス処理システムは、SCR(選択式触媒還元)とパッシブDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)を採用。DPFは通常のフィルタと比較して、追加燃料の噴射を必要とせず、周囲に熱が発生しない、フィルタが素早く再生するといった特長があります。国際的な排気ガス基準に適合しながら燃費効率を高め、燃料とアドブルー消費量を旧型エンジンよりも5%削減しました。
エンジンはElectronic Viscoファンと、コンパクトで高性能な冷却システムで保護されています。特許を取得した冷却システムは、フルオープンが可能で、メンテナンスが簡単に行えます。
トランスミッション専門メーカーのZF社S-MATIC及びE-COMを採用しています。4段レンジとHSTによる遊星減速装置の組合せで100%機械式駆動の車速領域が多く、最小限の油圧出力で無段変速の制御が行われます。
7シリーズのメインクラッチは油圧式ドグクラッチで、高い伝達効率が得られます。
■PTOモード:トラクターの操作にかかわらず設定したエンジン回転数を自動的に保ちます。
■オートマチックモード:道路走行時にトランスミッション・エンジンを自動制御して、操作無しに希望の速度を保ちます。
■マニュアルモード:機械式トランスミッション同様、手動でエンジンとトランスミッションをコントロール出来ます。
■ガラスサンルーフ(手動開閉式)
■ライト集中操作パネル
■インフォセンターPRO ※左写真