バルククーラー底面に過冷却された液冷媒を循環させるサブクーリングバルブを内蔵。バルブ外付け型と異なり、乳温に応じてフロンガスの流れを最適に制御し、冷却の無駄をなくします。乳温が低くなり、熱交換率が低下した際も、安定して稼働します。
コンプレッサーは、エネルギー効率が高く、電力消費の少ないスクロール形を採用。冷媒ラインには熱交換器が装備され、液冷媒の逆流からコンプレッサーを保護し、耐久性を高めます。冷凍機内部のファンは圧力に応じてスピードが可変し、コンプレッサーの稼動効率を高めます。
R404A冷媒やR407A冷媒と比較して、冷却効率が5〜6%優れたR507A冷媒を採用しています。これにサブクーリングバルブシステムの機能が加わって、ミルクをより早く冷却できるようになっています。また、R507A冷媒はR22冷媒の様に追加充填が可能なため、メンテナンスが容易です。